君の隣で眠りたいーー
なんで、俺がーーー


「青、なんか機嫌悪くない?」


屋上でお昼を食べてる俺に真也が気づいた様に声をあげた。


パンにかぶりつく、真也がにやにやしてる。


「なあ、美心どうしたんだ?

なんかあったのか?」



わたしはさっきまでのことを言うのが嫌だった。


「田崎が、美心を襲わなきゃこんなことにならなかったのに最悪だし」


「「「はああ!!!!!?」」」



「どう言うことだし、それ」


俺は、話した。

保健の田崎先生に美心が襲われていたこと、美心を先に助けたのは、結城 遠矢で助けたお詫びに、放課後デートを要求されたこと。





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