君の隣で眠りたいーー
軽く買い物をして、美心を連れて倉庫へ向かう。


派手目な美心は、どこに居ても見られるしその度に嫉妬して睨みを効かせる。


「なんか、疲れた俺」



「だろうな、お前威嚇しすぎだし」 



真也には笑われるし。


仕方ないだろう。


みんなが皆美心を好きに思えて、仕方ないんだから。



倉庫へ着いた美心が、コンタクトを外しケースに戻す。


ブルーの瞳が、現れる。



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