君の隣で眠りたいーー
「何赤くなってんの。部屋に荷物運ぶよ。

手伝う」


青は、美心を連れて出て行った。


「ーーー美心ちゃんって分かりやすいよな」



「美心って本当はさぁーーー」



「言うな…………言わなくていい。


気づかないならそれでいい。


仲間が幸せならそれでいい」


皆気づいてる。


美心は、気付いていない気持ちがあること。


それが、俺に向けられてること。


< 215 / 240 >

この作品をシェア

pagetop