君の隣で眠りたいーー
引かれた手。



倒れ込む様に、私は雷くんに傾くと抱き締められた。


「確かに、遊びで抱いたことはある。
なんの感情も持たず、ただしたいだけ。

だけど、こんなに溢れるくらいの好きはーー


お前だけ。


分かった?


なんの心配もいらない。これから先、美心以外の女はありえない」



私にたくさんの愛情を注ぐ彼を、、


私は信じて見る。


涙を唇で拭う彼に、胸のドキドキが止まらない。


「ねえーーーあのね………」



「んーーー?」



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