君の隣で眠りたいーー
そして、友達も



離れていったーーー。


気づいたら、回りも私を遠巻きに見て


私は、一人になった。



廊下ですれ違うこないだまで友達だった子達。



「ごめん、美心ッッ」



「私達………」




うん、分かるよ。



誰もが自分を守りたい。


イジメられたくないよね。



「私、大丈夫だから。


元気でね」




きっとこの会話が、最後。


もう、笑いかけてはくれない。



私は一人になった。


< 3 / 240 >

この作品をシェア

pagetop