君の隣で眠りたいーー
幼馴染みの転校生

俺らの知らない美心

「美心、俺今、一人暮らししてるから遊びに来いよ」



「はあ!!ダメだろそれは」



古都の言葉に思わず、廉が叫んだ。



古都の視線が廉に行く。

冷めた目ーー。



「なんで?あんたに関係なくない?」


関係ないと、言われれば関係ない。


だけどーー



「美心ちゃんの友達第一号だから、関係あるわ」


第一号とは言われてないけど………。



「あー、ヤキモチか。なら、あんたらも来る?」


ニヤリ、と不気味に笑う古都。


「何、企んでる。」



別に~、と笑う古都。


< 58 / 240 >

この作品をシェア

pagetop