君の隣で眠りたいーー
私は雷くんの腕を引いた。



お願い…………それ以上は言わないで。




私は言葉で繋げない変わりに、目で合図を送った。



それに気付いた雷くんは、何も言わなかった。



だけどーーー



ダンッッーーー



古都?



壁を殴り、下を向いてる古都。


「古都!!!!」



突然、部屋を出ていく古都に私は追いかけようとした。



「美心ちゃん!!!」



私の腕を引くのは、廉くん。


引き止められ、一息つく。


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