君の隣で眠りたいーー
「胸くそわりーなマジで」


最初に言った男が、口を開いた。


漆黒の髪に、漆黒の瞳。


放つ殺気は凄まじい。


「早く離せよ、泣いてるんだろうが」



アッシュの髪をした大人びた男の子は、私を見てる。



「……………」



飽きられた様に、見ている青髪の男は奴らを睨んだ。


「やべー、こいつら"雷龍"だ。


逃げろ‼」


雷龍ーーーー?



えっ、てか逃げるの?


取り残される私………



どうしょう、怖い。。



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