君の隣で眠りたいーー
病院へ付くと霊安室に連れてかれ、冷たくなった凛心がいた。



そこで、初めてもう双子の姉が側に居なくなる現実を、思い知らされた。



姉の体を抱き締める様に泣く古都。




「古都ーーー」




「凛心。


よかった、無事で。


凛心、ずっと側に居てくれるよな?」




えっーーー?



初めのうちは、双子の私を凛心としてみていた古都。



最初に居なくなったのは貴方でした。


貴方は、遠くに引っ越した。


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