君の隣で眠りたいーー
その時の古都の気持ちは、未だに私は分からない。


だけど、貴方は、突然私の前に現れた。


だけど私を見て、美心って呼んだんだ。



「古都…………


私は古都に何が出来た?



姉の変わりでもいい。


古都が元気ならそれでいい」



皆、私の話を聞いてくれている。


その中で、雷くんは、複雑そうに顔を歪めた。



「わりぃ、コイツのとこに行けなんて言って」



仕方ない、知らなかったんだから。


私は首を横に振る。


「探して来なきゃ」


「俺らも探すよ」 



一緒に探してくれると言う皆の気持ちを、私は飲み込む。


「ありがとう」



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