君の隣で眠りたいーー
凛心ーーー。



"ねえ、古都はなんで私なの?


美心ってさあ、綺麗な心の持ち主だって私の誇りなんだ。


もし、私じゃなくて美心を好きになっても私は大丈夫だよ。



私達は、ずっと幼馴染みね"。



そう言って笑って言える凛心を




  俺は好きだった。





「美心、ごめんな。


悲しい思いさせて、ごめんな。


後、自分の気持ちに気付いた。


俺はーーー




美心が、好きだ。




女の子としてーー」



ごめん、これ以上隠せやしない。


凛心の言った通り、俺は美心に恋をした。


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