不倫









―――――――


“ピーンポーン”


ひときわ格式の高そうな一軒家にやって来た。


ここには被害者 林ダイスケの両親が住んでいる。


“ガチャリ”

「はい。」

立派な白髪のご老体が出てきた。
恐らくダイスケの父親か・・。


「おはようございます。
ニッポン新聞 社会部の江藤と申します。」


「・・どうぞ。」


確か林ダイスケの両親は2人とも教師だったか。

年齢的にもう定年退職をしていると思うが、見た目からも厳格なオーラが漂っていた。



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