人色-hitoiro-
ーガラガラ
店に入り注文を済ませると
一番に俺は謝った。
涼介「いお、ごめんな。」
伊織「いいよ、昨日の事なら
全然、気にしてないから。」
涼介「そうじゃなくて!
昨日、俺ん家に来た時
京夜の事、色々言ってたじゃん。
なんつーかさ、俺は
京夜といおは上手くいくって
勝手にそう思ってたから
いおの悲しみを少しでも
取り除きたかった。」
伊織「だったら尚更
涼ちゃんが謝る事じゃないよ。」