人色-hitoiro-
~阿久津side~
後ろを着いていく俺を
伊織ちゃんがキッと睨む。
伊織「てか、あんたは
さっきから何なの?」
奏「ん?尾行の尾行してる。」
伊織「私、何があっても
頑張るって決めたの!
もう弱音なんて吐かないから。
だから、つきまとわないで。」
奏「それは無理。」
伊織「邪魔なのよっ!
京夜に勘違いされたらどうするの?
私は阿久津くんと付き合うつもりなんて
1ミリもないの!」
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~阿久津side~