人色-hitoiro-

伊織「へ?」

奏「クリーニング代の代わりに
付き合ってって言ったのに
あのシャツの代償はどうするの?
付き合ってくれないならさ
伊織ちゃんは一体何が出来るの?」

伊織「何って‥‥
付き合う以外ならなんでも‥‥。」

奏「じゃあ、ここでキスして?」

伊織「は?何言ってるの?
冗談言わないでよ。」

奏「本気だよ、俺は。」

伊織「ちょっと離してってば!」

俺が顔を近づけると
伊織ちゃんは力強く
俺の事を押し返した。
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