人色-hitoiro-


奏「伊織ちゃん。
聞こえてるよ、心の声。」

あーもう!それでいて
この腹黒イケメンは
無駄にかっこいいし
オシャレだし何なのさ!!

奏「いい?伊織ちゃん。
タイミングが大事だからね!
メールした通り伊織ちゃんは
俺に合わせてくれればいいから。」

小声でそう言うと
阿久津くんは私の手を
ぎゅっと握る。
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