人色-hitoiro-
~京夜side~
久しぶりに来た伊織の部屋は
全然知らない場所になっていた。
小さい頃は溢れるほど
置いてあったぬいぐるみも
今はもう一つもなくて
勉強机はドレッサーに変わっていて
沢山の化粧品が並んでいて
女の子の部屋から女の人の
部屋へと変化していた。
伊織「ちょっと!
ジロジロ見ないでよ!
京夜の布団敷いたから。
今日はここで寝て。」
京夜「うん。ありがとう。」
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~京夜side~