人色-hitoiro-

京夜「木崎ってさ、いつも
人のために何かをしてるんだ。
倒れた自転車を直したり
人が捨てたゴミを拾ったり
誰も見てないのに楽しそうにさ。
誰かに見られてるからやるんじゃなくて
自分がやりたいからやる。
そうゆうの何かいいなって思ってさ。」

伊織「そう。」

京夜「俺とは全然違うんだよ。
木崎は心が綺麗なんだ。
でも、俺と木崎はすごく似てる。」

伊織「何、それ。」
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