人色-hitoiro-
京夜「木崎の両親な、東京の
でかい事務所の弁護士で
2人とも滅多に家に帰ってこなくてさ
昔から木崎はずっと1人だった。
明かりの灯らない家に帰って家でも
学校でもずっと1人で‥それでも
木崎は腐らずに綺麗な心を持ち続けてる。
そういう所が好きなんだ。」
伊織「‥ふーん。そっか‥。
あーあ、今日は疲れたなあ。
そろそろ寝ようかな。」
京夜「なんだよ。
自分で聞いたくせに。」
伊織「仕方ないじゃない。
今日は疲れちゃったんだから。」