人色-hitoiro-
涼介「もう一回やればいいんじゃね?」
京夜「え?」
涼介「いおが言ってたよ。
私みたいに怪我をして
バスケが出来ない訳じゃないのに
もったいないって。
‥お前がバスケ辞めた理由。
俺たちだって分かってるけどさ
俺もいおもまたお前にバスケして
欲しいって本当は思ってる。」
京夜「出来ないよ。」
涼介「お前の気持ちとか
全部分かる訳じゃねぇし
お前が無理って言うのなら
そうなんだろうけどさ
バスケやってる時のお前は
いつも楽しそうだったよ。
伸び伸びと自由で‥いつも笑ってて
ああ京夜もあんな顔して笑うんだって
試合見ながら俺は嬉しかったよ。」