人色-hitoiro-

奏「ごめんね、伊織ちゃん。
こんな場所まで連れてきて。
行こう。食べたいもの決まった?」

伊織「‥あの、この人は‥‥?」

奏「え?ああ。俺の母親。」

伊織「この人がお母さん?
随分と若い人だね。」

私たちとほとんど歳の
変わらなさそうな女の人。
23歳くらいだろうか?
とにかくとても若い人だった。

奏「うちの親父、再婚だから。」
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