人色-hitoiro-

伊織「そっか。」

奏「元々は俺の彼女だったけど
いつの間にか親父と結婚してた。
だから、今は俺の母親。」

よく分からない話だった。
彼女が母親になるって
何がどうなったら
そうなるんだろう。

あやめ「奏、あなた随分と
女の趣味が変わったんじゃない?」

いつの間にか目を覚ましていた
その人は艶やかに微笑んだ。
< 256 / 746 >

この作品をシェア

pagetop