人色-hitoiro-

京夜「よく言うよ。
1人で満喫してたくせに。」

伊織「違うよ!本当に私は
毎日でも京夜に会いたかったんだよ!」

京夜「分かった分かった。
もうすぐ花火始まるから
早く食えよ、焼きそば。」

優しく私の頭を撫でる京夜。
こんなにも溢れる想いを
もう隠せないんじゃないかな。

ープルルルル

ふいに鳴る京夜の携帯。
京夜は笑いながら話しをすると
申し訳なさそうな顔をする。
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