人色-hitoiro-

タオルで涙を拭い小さな声で
いおが話し始めた時
俺はようやく安心する事が出来た。

いつものいおがそこにいた。

涼介「京夜と何かあったのか?」

伊織「京夜にフラれたの。
ちゃんと気持ちを伝えたけど
京夜は私の事好きじゃなかった。
本当はもっと前から答えなんて
知ってたはずなのに· · ·。」

涼介「そっか。」
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