人色-hitoiro-

茜「伊織、おいで。」

いつもは私の胸に飛び込む
伊織がそうしなかった。

伊織「ごめん、茜。
ちょっと外の空気吸ってくる。」

伊織の様子がおかしい。
でも、私にはその理由が分からない。

一部始終を見ていた阿久津くんは
ため息をついた。
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