人色-hitoiro-

その足で病院に向かうと
ばあちゃんは心底嬉しそうな顔をした。

祖母「京夜。早かったね。」

京夜「うん。ばあちゃんが
心配だったから。」

祖母「今日はあの子と
一緒じゃないのかい?」

京夜「あの子って?」

祖母「よく2人で見舞いに来てくれた
京夜の恋人だよ。
なんだい、喧嘩でもしたかい?」
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