人色-hitoiro-

伊織「全力で恋をしただけなのに
どうして、こんな仕打ちを
受けなきゃならないの?」

奏「‥‥。」

伊織「ただ、京夜に
笑ってて欲しいだけなのに。
幸せになりたいだけなのに。
それ以外何も‥いらないのに‥
なのに‥‥何で‥‥?」

ものすごく嫌だった。
ものすごくイライラした。
怒りに近い感情が押し寄せる。
嫉妬とかそうゆう類のものではない
得体の知れない感情が俺を支配する。
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