人色-hitoiro-

京夜「ふざけんな!」

確かに感じる大きな手のひら。
私の頭をコツンと叩いた
その手は紛れもなく京夜のものだった。

伊織「京夜· · ·何で?」

京夜「俺が悪かった。
伊織に八つ当たりした。
でも、心配かけるなよ。」

伊織「心配してくれたの?」
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