人色-hitoiro-
伊織「さっき阿久津くんに
言った言葉、間違ってた。
阿久津くんの彼女なのに
あんな事言って‥嫌な思いさせて
本当にごめんなさい。
阿久津くんと恋人同士になれたのに
私は大切に出来てない。」
こんなにも素直に言葉に出来る。
伊織「気持ちがゆらゆら揺れ動いて
京夜の事が好きだって思いが消えなくて
でも、阿久津くんの事も大好きで
どっちつかずな尻軽女だね、私。」
阿久津くんは優しい笑顔を
向けてくれた。