人色-hitoiro-

京夜「そっか。」

痛いほどに分かる。
痛いほどに感じる。

多分、この世界中で同じ想いを
抱えている人は九条くんしかいない。

奏「今はこんなだから
また改めて君に言うよ。」

京夜「言うって何を?」

奏「伊織ちゃんは俺のだから
もう君は必要ないって。
いつか、絶対に君に言うから。」
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