人色-hitoiro-
伊織「ずっと連絡出来なくてごめんね。
何度も連絡しようって思ったの。
でも、どんな言葉を紡いでも
私は茜を傷付けてしまうから
言葉が見つからなかった。
今日、茜が来てくれて嬉しかった。
だから、もういいよ。憎んでいいよ。
恨んでいいよ。最低だから。
茜の気持ち知ってたのに茜のいない間に
阿久津くんと付き合って最低だよね。
茜が怒るのは当然の事だよ。
でも、茜は優しいから、大人だから
許そうとしてくれてたんだよね。」
茜「怒ってるよ。ふざけないで!」
伊織「そうだよね、ごめん。」