人色-hitoiro-

奏「何度も言わせないでよ。
伊織ちゃんの事なら何でも知ってる。」

伊織「そうだね、本当に。
阿久津くんにはいつも
助けられてばかりだね。
茜とはちゃんと仲直り出来たよ。
連れてきてくれてありがとう。」

愛おしいなって思った。
伊織ちゃんの髪から香る
同じシャンプーの匂いが
とてつもなく嬉しくなった。
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