人色-hitoiro-

ほんの少しだけ楓は
頬を膨らませた。

奏「楓の方こそどうなの?
新しい男見つかった?」

楓「当分、恋はいいかなって。
私の事を振ったどっかのバカの事
まだ引きずってるから。」

奏「そう言うと思った。」

楓「別に奏の事とは言ってない。
自意識過剰なんじゃない?」

奏「楓に紹介したい人がいる。
少し前に知り合ったばかりだけど
すごくいい人なんだ。」
< 478 / 746 >

この作品をシェア

pagetop