人色-hitoiro-


店員が席を確認しに行くと
驚いた表情を浮かべる
阿久津と目が合った。

奏「伊織ちゃん。
やっぱり違う店にしよう。」

伊織「え?何で?」

奏「食べたいもの
思い出したから。」

戻ってきた店員に頭を下げると
阿久津は伊織の背中を押し
店を出て行った。
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