人色-hitoiro-

涼介「いおには阿久津くんがいるよ。
阿久津くんならちゃんと
受け止めてくれる。
俺や京夜がいなくても大丈夫だ。」

伊織「言えないよ!!
だって、阿久津くんは
私の恋人だから。
泣いていいはずないよ。」

今の表情を見られたくなくて
いおを強く抱き締めた。
いおが普通の女の子みたいな事を
言うからものすごく悲しくなった。

伊織「涼ちゃん?」
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