人色-hitoiro-


奏「俺は九条くんのために頑張る
伊織ちゃんの事が好きなんだよ。
だからさ、傷付けていいんだよ。
九条くんを想って泣いていいんだよ。」

伊織「それは逃げ道なんでしょ?
京夜への想いが叶わないから
私は阿久津くんに甘えて逃げる。
そうゆう事なんでしょ?」

阿久津くんはちょっとだけ
困った表情を浮かべながら
私に話してくれた。
< 560 / 746 >

この作品をシェア

pagetop