人色-hitoiro-
華純「雪村さんのような友達がいて
幼馴染の京ちゃんがいて
いつも気にかけてくれる
阿久津くんがそばにいる
椎名さんに私の気持ちなんて
分からないんですよ!!」
伊織「木崎さんの気持ちなんて
分かるわけないよ!!
だって、私は木崎さんじゃないもん。」
華純「だったらもう帰って下さい!」
伊織「バッカじゃないの?
いつまでもそんな過去の事
引きずって友達が出来ないのを
人のせいにして‥じゃあ聞くけど
木崎さんはこの学校で少しでも
友達を作ろうと努力した?
自分の気持ちを分かってもらうために
少しでも声を発した?」
華純「無駄ですよ、そんなの。」