人色-hitoiro-
それでも、京夜の事は
友達として幼馴染として
大切な事に変わりなかった。
伊織「今日ね、木崎さんと話したよ。」
京夜「木崎と?」
伊織「京夜は知ってたんだね。
木崎さんがずっと悩んでた事。
友達になりたいのに自分の気持ちを
言えなくて、きっと木崎さんは
ずつと辛かったんだろうね。
いつか、京夜が言っていた。
木崎さんは心が綺麗なんだよって
その言葉の意味が今日、分かったよ。」
京夜「そっか。」