人色-hitoiro-
伊織「さっき、京夜と話したの。
いつも会っていた橋の上で
2人並んで話した。
もう普通に話す事なんて
出来ないんじゃないかって思ってたけど
友達だと思えないんじゃないかって
思ってたけど平気だった。
京夜と話しても私、平気だった。」
奏「わざわざそんな事を伝えに来たの?
別に電話でも、よかったのに。」
伊織「阿久津くんの顔を見て
ちゃんと伝えたかったの!
阿久津くんの事、沢山待たせちゃったから
早く阿久津くんに安心して欲しかった。
ううん、私が阿久津くんの顔を
見たくて直接伝えたくて会いに来た。」
なんなんだよ、まじで。
何でこんなに可愛いんだろう。
律儀っつーかなんつーか
そんな事、気にしなくていいのに。