人色-hitoiro-
京夜「ずっと知ってた。
伊織が俺を好きだって事。
伊織には俺が必要だって事。
でも、俺は伊織の事をずっと
家族みたいな存在だと思ってた。」
華純「久しぶりに聞いた。
京ちゃんの口から椎名さんの話。」
京夜「伊織と阿久津が付き合ってからも
俺の気持ちは揺るがなかった。
木崎の事を大切にしようと思ったよ。」
華純「京ちゃんはいつも
私の事、大切にしてくれてるよ。
1人で夜眠れるようになったのも
学校に来るのが楽しいって
思えるようになったのも
全部全部、京ちゃんのおかげ。
本当にありがとう。
京ちゃんと出会えて良かった。」