人色-hitoiro-

愛情を感じるたびに
もっともっと伊織ちゃんの事を
好きになった。

旅館に着くと伊織ちゃんは
その部屋の広さに感動し
ベッドの上で飛び跳ねていた。

奏「はしゃぐのはいいけど
その前にやる事があるんじゃない?」

伊織「やる事って?」

俺が両手を広げると
伊織ちゃんは小さく笑った。
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