人色-hitoiro-

ああ、可愛いな。本当に。
嘘偽りなくこんな可愛い事を
平気な顔して言えてしまう
伊織ちゃんはある意味
天才なんじゃないかとさえ思った。

奏「やっぱりヒロインは
伊織ちゃんに決定だ。」

伊織「え?」

奏「行こうか。2人で手を繋いで
街を歩こうよ。」

伊織「うん。」

可愛くて愛らしくて幸せで
ずっとこの時間が
続けばいいのになんて
そんな事を思ってしまった。
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