人色-hitoiro-

涼介「望むって?」

京夜「この間、伊織と久しぶりに
話しててさ好きだなって思った。
そのまま気持ちを伝えようかと
思ったんだけど、まだ木崎に別れを
告げる前で俺はぐっと堪えたよ。
そしたら、突然、伊織は
阿久津の所へ行くって言ってさ
なんつーか。分からないけど
伊織の中に俺はもう
いないような気がしたんだ。」

涼介「だから諦めんの?」
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