人色-hitoiro-
伊織「どうゆう事?」
若者「まじで分かってないのな。
こっちはあんたの事をどうする事だって
出来るんだよ。今からあんたを
さらう事も傷めつける事も出来る。
気強い女って嫌いじゃないけど
あんたみたいな分からず屋は嫌いだ。」
そう言うと1人の男が私の
腕を掴みもう1人の男が腰に手を回す。
若者「おとなしく着いてこいよ。
騒いだって無駄だから。
この街には他人の心配なんて
する人間いないから。」
その人たちの言う通り
どう見たっておかしな状況なのに
この街の人達は知らんぷりした。