人色-hitoiro-

京夜「涼介!」

涼介「お!相変わらず
アツアツですな、お二人さん。」

冗談を言いながら笑う
こいつも俺たちの幼馴染だ。
涼介が工業高校に進学するまで
俺たち3人はよくつるんでいた。

伊織はどっちの彼女だ?なんて
そんな事を散々聞かれたけど
俺たちは伊織の事を
女として見た事がない。

というよりも隣にいる事が
当たり前すぎてそんな風には
思えなくなっていた。
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