人色-hitoiro-

伊織「またいつかがあるのなら
さよならは言わないでおこうよ。
だから、阿久津くん。またね!!」

あーあ、伊織ちゃんは
何でこうなんだろうな、本当‥‥。

奏「伊織ちゃん、またね。」

涙で滲んでよく見えないのに
俺はただその背中を見送り泣いた。

茜「‥阿久津くん‥‥。」
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