大切で、大好きで(仮)
救いだったのは、お母さんの病気がまだ初期の段階で。


早期発見されたことでした。


すぐにお母さんは入院。


様子を見て手術をすることになりました。


ずっと家にいたお母さんがいない。


朝起きても、〝おはよう〟もない。


家を出る時も〝行ってらっしゃい〟もない。


学校から帰っても〝おかえり〟もない。


寝る時も〝おやすみ〟もない。


いつもあった日常が、突然なくなりました。


最初は寂しくて、辛くて。


だけど、人間というものは残酷なもので。


そんな毎日にすぐに慣れてしまったのです。










< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

黒桜蝶〜夜桜に蝶が舞う時、私は恋をする〜

総文字数/4,163

青春・友情11ページ

表紙を見る
銀髪姫の恋物語〜やっと掴んだ幸せ〜

総文字数/51,060

恋愛(キケン・ダーク)117ページ

表紙を見る
memory〜紅い蝶と私の記憶〜

総文字数/135,904

青春・友情344ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop