〜starting over〜
ハンドフリップ。
ハンドロール。リバースカートウィール。
ウエストラップ。
バックパス。
右手ウィップ。
エルボロールで上へ弾き飛ばしてる間にボディワープスピン。
そのまま天井に思いっきり投げ飛ばして
落ちてきたバトンをキャッチして、エンドスウィング。
一通り、私が教えられた技を繰り出し、最後脇にバトンを挟んで敬礼!
ドラムメジャーの動きと言うより、体操部の同級生から当時習ったバトンのさばき方。
やるからには見てる人に楽しんでもらえるマーチングをしたかったから、教えを乞うたものだ。
「お……おおおおぉぉぉぉぉぉお」
「凄いです!」
「……あ、ありがとうございました」
やり終えると少し間が置いて、盛大な拍手を頂戴する。
人前で改めてやると、ちょっと恥ずかしい。
私と同級生にあたる3年生も、当時のわだかまりを感じさせず大きな拍手をしてくれた。
それから、ステージに立った生徒達からプレゼントだと、活躍するAnnAの後輩として、イベントに演奏してくれてるらしいMuse1番のヒット曲を演奏してくれた。
今度は私が惜しげない拍手を送る。
素直に嬉しい。
そうしてる内に、
「あれ~。Museの曲が聞こえてきたと思ったら、杏いるしっ」
どうやら曲につられて奈々まで釣れてしまったらしい。
奈々の登場で、生徒の熱気がヒートアップする。
ここでスタッフから提案。
AnnAの曲を演奏してもらい、それをバックに私達が唄う事になった。
生徒達は、AnnAのデビュー曲の練習もしれくれていたらしい。
マイクも渡され、カメラやスタッフが準備を始める。
あまりの手際の良さに、事前に学校側と何か打ち合わせがあったのでないかと疑ってしまうのは、狭量かしら。
てか、マネージャーさんが止めないのだから、事務所もOKて事よね。
ジト目になる私から、誰一人目を合わせないスタッフに懐疑的になってしまうのは仕方ない。
私と奈々は、顧問と曲の確認。
吹奏楽とコラボなんて初めてだから、歌いだしとかちゃんと確認しなきゃ。
そして、セッティングが完了して、私達も立ち位置に移動しようとした時、顧問から声がかかった。
ハンドロール。リバースカートウィール。
ウエストラップ。
バックパス。
右手ウィップ。
エルボロールで上へ弾き飛ばしてる間にボディワープスピン。
そのまま天井に思いっきり投げ飛ばして
落ちてきたバトンをキャッチして、エンドスウィング。
一通り、私が教えられた技を繰り出し、最後脇にバトンを挟んで敬礼!
ドラムメジャーの動きと言うより、体操部の同級生から当時習ったバトンのさばき方。
やるからには見てる人に楽しんでもらえるマーチングをしたかったから、教えを乞うたものだ。
「お……おおおおぉぉぉぉぉぉお」
「凄いです!」
「……あ、ありがとうございました」
やり終えると少し間が置いて、盛大な拍手を頂戴する。
人前で改めてやると、ちょっと恥ずかしい。
私と同級生にあたる3年生も、当時のわだかまりを感じさせず大きな拍手をしてくれた。
それから、ステージに立った生徒達からプレゼントだと、活躍するAnnAの後輩として、イベントに演奏してくれてるらしいMuse1番のヒット曲を演奏してくれた。
今度は私が惜しげない拍手を送る。
素直に嬉しい。
そうしてる内に、
「あれ~。Museの曲が聞こえてきたと思ったら、杏いるしっ」
どうやら曲につられて奈々まで釣れてしまったらしい。
奈々の登場で、生徒の熱気がヒートアップする。
ここでスタッフから提案。
AnnAの曲を演奏してもらい、それをバックに私達が唄う事になった。
生徒達は、AnnAのデビュー曲の練習もしれくれていたらしい。
マイクも渡され、カメラやスタッフが準備を始める。
あまりの手際の良さに、事前に学校側と何か打ち合わせがあったのでないかと疑ってしまうのは、狭量かしら。
てか、マネージャーさんが止めないのだから、事務所もOKて事よね。
ジト目になる私から、誰一人目を合わせないスタッフに懐疑的になってしまうのは仕方ない。
私と奈々は、顧問と曲の確認。
吹奏楽とコラボなんて初めてだから、歌いだしとかちゃんと確認しなきゃ。
そして、セッティングが完了して、私達も立ち位置に移動しようとした時、顧問から声がかかった。