イジメ返し3
「わりぃ、遅くなった」
玄関扉を開けてリビングに入ったものの、母の姿はなかった。
引っ張り出して散らかした家計簿も綺麗に片づけられている。
しんっと静まり返ったリビングのテーブルの上には何かが置かれていた。
「なんだこれ」
封の切られた宛名のない封筒を手に取り、逆さまにすると何かがパラパラとテーブルの上に落ちた。
それを拾い上げた瞬間、思わず声が漏れた。
「どうしてこんなものが……!」
数枚の写真には校内でカツアゲしている俺の様子が収められていた。
玄関扉を開けてリビングに入ったものの、母の姿はなかった。
引っ張り出して散らかした家計簿も綺麗に片づけられている。
しんっと静まり返ったリビングのテーブルの上には何かが置かれていた。
「なんだこれ」
封の切られた宛名のない封筒を手に取り、逆さまにすると何かがパラパラとテーブルの上に落ちた。
それを拾い上げた瞬間、思わず声が漏れた。
「どうしてこんなものが……!」
数枚の写真には校内でカツアゲしている俺の様子が収められていた。