イジメ返し3
「美波ちゃん、お待たせっ!次は美波ちゃんの番だよ!」
「お、お願い、カンナ!今までのこと、ちゃんと謝るから!ねっ?だから、許してよ。あたし達が悪かったの!ホントごめん!」
「今さら謝っても遅いの。ごめんで済んだら警察はいらないもん」
顔面が恐怖でプルプルと小刻みに震える。
ペンチを持ったカンナは笑顔を崩すことなくあたしの元へ歩み寄ると、
「悪い子はちゃんと懲らしめないと……ね?」
そう言うとあたしの足を掴んだ。
「やめてよ、カンナ!あたし達友達でしょ?ねっ?今までのは友達同士のふざけあいでしょ?」
「ふふふっ!美波ちゃんってば!冗談は顔だけにしてよ。今さら後悔しても遅いの」
カンナの言葉の後、足の親指に物凄い衝撃が走る。
頭からつま先まで稲妻のような痛みが突き抜けていくと同時に、自分の口からは今まで聞いたことがないぐらいの悲鳴を上げていた。
「いやあぁぁぁあーーーーーー!!!いたい!!やめてよ!!」
「まだまだ。こんなの序の口だからねぇ~!」
カンナはあたしの絶叫にひるむことなく手を動かし続ける。
あまりの痛みに何度となく意識を失いかける。
そのたびに、カンナはペンチであたしの頬を叩いた。
「お願いだから……マジでもう無理……!今まで……ごめん!」
両親と同じように両手と両足の爪を剥がされたあたしは涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で謝った。
「その場しのぎの謝罪なんていらないよ」
一度キッチンへ消えた後、カンナは何かを手に再びあたしの前に現れて腰を落とした。
「傷口に塩って言葉、知ってる~?」
「え……?」
「カンナはそんなものじゃ甘いと思うの。だから、これ。唐辛子!」
カンナの言葉の意味が分からない。
けれど、それを聞き返す前にカンナは爪を剥がされた部分に赤い粉末をまき散らした。
「いやぁあぁぁあぁあーーーーーー!!!」
燃えるようなやけつく痛みに床に寝転んだ状態で暴れまわる。
「わぁ~やっぱり傷口には唐辛子の方がきくよねぇ。ほら、こうするともっともっと痛いでしょ~?」
ケラケラと笑いながらカンナは暴れるあたしの足をグリグリと踏みつぶす。
「お、お願い、カンナ!今までのこと、ちゃんと謝るから!ねっ?だから、許してよ。あたし達が悪かったの!ホントごめん!」
「今さら謝っても遅いの。ごめんで済んだら警察はいらないもん」
顔面が恐怖でプルプルと小刻みに震える。
ペンチを持ったカンナは笑顔を崩すことなくあたしの元へ歩み寄ると、
「悪い子はちゃんと懲らしめないと……ね?」
そう言うとあたしの足を掴んだ。
「やめてよ、カンナ!あたし達友達でしょ?ねっ?今までのは友達同士のふざけあいでしょ?」
「ふふふっ!美波ちゃんってば!冗談は顔だけにしてよ。今さら後悔しても遅いの」
カンナの言葉の後、足の親指に物凄い衝撃が走る。
頭からつま先まで稲妻のような痛みが突き抜けていくと同時に、自分の口からは今まで聞いたことがないぐらいの悲鳴を上げていた。
「いやあぁぁぁあーーーーーー!!!いたい!!やめてよ!!」
「まだまだ。こんなの序の口だからねぇ~!」
カンナはあたしの絶叫にひるむことなく手を動かし続ける。
あまりの痛みに何度となく意識を失いかける。
そのたびに、カンナはペンチであたしの頬を叩いた。
「お願いだから……マジでもう無理……!今まで……ごめん!」
両親と同じように両手と両足の爪を剥がされたあたしは涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で謝った。
「その場しのぎの謝罪なんていらないよ」
一度キッチンへ消えた後、カンナは何かを手に再びあたしの前に現れて腰を落とした。
「傷口に塩って言葉、知ってる~?」
「え……?」
「カンナはそんなものじゃ甘いと思うの。だから、これ。唐辛子!」
カンナの言葉の意味が分からない。
けれど、それを聞き返す前にカンナは爪を剥がされた部分に赤い粉末をまき散らした。
「いやぁあぁぁあぁあーーーーーー!!!」
燃えるようなやけつく痛みに床に寝転んだ状態で暴れまわる。
「わぁ~やっぱり傷口には唐辛子の方がきくよねぇ。ほら、こうするともっともっと痛いでしょ~?」
ケラケラと笑いながらカンナは暴れるあたしの足をグリグリと踏みつぶす。